少子高齢化が進む日本において、「老後の資金は蓄えておいた方が良い」という声は、あちらこちらで聞こえてきます。
そのため、空き家を所有されている方は、その空き家を「賃貸に出すのか、売却するのか」について早めに判断を下した方が良いでしょう。
今回は、空き家を貸すメリットと売却するメリットについてご紹介します。
□空き家を貸すメリットとは
空き家を貸すことで、家賃収入を得られることがメリットとして挙げられます。
具体的には、表面利回りで6~12%程度の収入を得られることが一般的です。
上記の数値は、資産運用によって得られる利益としては、非常に高利回りと言えます。
貸していた空き家から入居者が退去した場合は、その家を居住用として利用できることもメリットとして挙げられます。
そのため、空き家を貸すか売るか迷っている際に、「将来もしかしたらこの家に住むかも。」と思われている場合は、売らずに貸した方が良いかもしれません。
ただし、注意点として、入居者を強制的に退去させることは難しいということは、押さえておきましょう。
□空き家を売るメリットとは
一方で、空き家を売るメリットを、以下で2つご紹介します。
まとまったお金が手に入ることは、空き家を売ることの最大のメリットと言えます。
また、建物の価格は、基本的に年月が経つにつれて下がっていくため、よりまとまったお金が欲しい場合は、早めに売りに出すことを検討しましょう。
さらに、不動産価格は、不動産の周辺の環境に影響されることに加えて、日本は少子高齢化社会であるため、需要が徐々に下がっていくことは明白です。
そのため、「いつか売ればいい。」という考え方を持っていると、みるみるうちに価格が下がってしまうため、注意が必要です。
空き家を賃貸として出した場合は、家の管理をしなければなりません。
一方で、空き家を売りに出してしまえば、所有権が買い主に移るため、一切のメンテナンスが不要になり、管理の手間や維持費が削減されます。
□まとめ
今回は、空き家を貸すメリットと売却するメリットについてご紹介しました。
空き家を貸すメリットは、「収入を得られること」「家を残せること」があります。
一方で、空き家を売却するメリットとして、「まとまったお金が手に入ること」「メンテナンスが不要になること」が挙げられます。
広島市周辺で、「空き家を賃貸に出すべきなのか、売却すべきなのか」について専門的な知識をもとに判断されたい方は、是非お気軽に当社までご相談下さい。