広島市在住の方で「不動産売却の理由を伝えたくないけど、言わなくても大丈夫か。」と疑問を持っている方はいませんか。
購入希望者はその理由が気になるため、聞いてくる方が多いでしょう。
そこで今回は、不動産を売却する理由を伝えるかについて解説します。
結論から申し上げると、「正直に」かつ「できるだけ詳細に」伝えることをおすすめします。
なぜなら、正直かつ詳細に伝えることで安心感を与えられ、購入検討者に信頼してもらえるからです。
売却理由を聞くことで「家やその周りに何か問題があったからではないか。」という不安を取り除きたい方が多いです。
より具体的に伝えることを心がけましょう。
例えば、「転勤になったから。」だけでなく、「いつから転勤が決まったから今引っ越す必要がある。」というように伝えましょう。
あまり詳しく話したくない方は、不動産会社とどこまで話すかについて相談すると良いでしょう。
続いては、離婚や家の老朽化、ご近所トラブルといった、あまり良い印象を与えない理由を伝えるときのポイントを3つ紹介します。
まずは、不動産会社に相談しましょう。
不動産を仲介して物件を売る場合、不動産会社の担当者が売主に代わって交渉します。
そのため、まずはその担当者との相談を通して、どうしたらネガティブな印象を与えないかを考えましょう。
相談するときには、まず「告知書」と呼ばれるヒアリングシートを記入します。
この告知書でネガティブな理由をはっきり伝えることで、担当者はその理由を踏まえた上での購入者を見つけます。
そのため、不動産会社の担当者との会話では嘘をつくことなく話しましょう。
続いては、内覧時に聞かれたときに売却理由が前向きに聞こえるように工夫しましょう。
たとえ売却理由がネガティブでも、対策や解決策をセットにして紹介すると良い印象を持ってもらえます。
例えば、日当たりの悪い物件を紹介する場合、実際に電気をつけて生活に不便がないことを知ってもらうと、大きな欠点にならないでしょう。
最後は、売却価格を相場より下げることで、ネガティブな理由と相殺しましょう。
売却後に家の中で欠陥が見つかったときは売主が補償する必要があり、その費用を考えると多少値引きしても良いでしょう。
今回は、不動産の売却時に理由を伝えるかについて紹介しました。
できるだけ正直かつ詳細に伝えると、購入に前向きになってくれる場合が多いです。
ネガティブな理由のときは、言い方を工夫や値引きをおすすめします。