サブリースとリースバックの違いは？両者の特徴を解説！|広島市の不動産売却・無料査定なら株式会社いちろへ

不動産オーナーにとって、資産を最大限に活用する手段は多々あります。
サブリースとリースバックの2つの選択肢は、特に注目を集めている方法ですが、その特性はまるで異なるのです。

今回は、その違いと各々の特徴を解説します。

◻︎サブリースの特徴とは？

1:安定した収入が期待できる

空室が生じると、アパート経営は収入が途絶えがちです。
しかし、サブリースならば、仲介業者が家賃を保証します。
空室が出ても、安定した収益が続くのです。
このように、空室リスクを大幅に減少させるのがサブリースの大きな魅力です。

2:オーナーの負担軽減

入居者を探す労力は、オーナーにとって大きな負担になるものです。
サブリースでは、仲介業者がこの役割を担ってくれます。
物件の案内から契約、そして管理まで、オーナーの手を煩わせることはありません。
結果、他の事業や生活に専念できるようになるでしょう。

3:運営面での手間はゼロ

物件の日々の管理も、サブリースでは仲介業者が全てを引き受けます。
クレーム対応や修繕の手間、これらも全て業者が担当します。
手間がかからないというのは、精神的な負担の減少にもつながります。

4:収益性とのトレードオフ

サブリースは便利ですが、家賃収入は多少減少する傾向にあります。
仲介業者が手数料として一定の割合を取るため、純収益が落ちてしまうのです。
便利さと収益性、このバランスを理解して選択しましょう。

一方、サブリースのネガティブ要素は、不動産の所有権が元の所有者に残り、将来の取引や相続に制約を与えることです。
不動産状況によってこのデメリットが大きい場合には、仲介や買い取りも1つの選択肢として検討することをおすすめします。

◻︎サブリースとの違いは？リースバックの特徴

1:同じ住居に住み続けられる

リースバックの最も魅力的な点は、売却後も同じ住宅に住み続けられる点です。
新しい住居を探す手間、子どもの転校の心配などをする必要はありません。

2:税金や保険料などのコストを抑えられる

固定資産税や火災保険料などのコストが大幅に削減されます。
売却後は賃貸契約となるため、これらの出費は不要となるのです。
家賃以外での経費が軽減されるというのは、月々の負担が少なくなる大きな要素となるでしょう。

3:短期間での現金化が可能

通常の売却手続きと比較して、現金化までの時間が格段に短いのがリースバックの特徴です。
時間が貴重なケースにおいて、これは大きなアドバンテージとなるでしょう。

4:買い戻すこともできる

リースバックでは、将来的に売却した物件を買い戻すチャンスがあります。
特定の条件下で、再びその物件を所有する道が開かれることもあるのです。
これが可能な場合、選択肢の幅が広がり、将来にわたる安心感も得られます。

◻︎まとめ

サブリースとリースバック、それぞれに独自の魅力と特性があります。
サブリースは安定した収益と手間の省力化が魅力、一方でリースバックは住環境の維持とコスト削減が大きな利点です。

どちらがあなたのビジョンに適しているかは、この比較からご自身で判断してください。
資産を有効に活用する方法は1つではないため、選択の幅を広げ、最適な道を選んでくださいね。