「不動産売却を行いたいけれど、ハウスクリーニングは必要だろうか。」
このような疑問を持っている方はいませんか。
結論から申し上げると、売却前にハウスクリーニングは行うことをおすすめします。
そこで今回は、ハウスクリーニングを行う理由と注意点について、広島市の不動産業者が紹介します。
まず初めに、ハウスクリーニングを行う理由を3つ紹介します。
1つ目は、値引き交渉の材料を与えないようにするためです。
買い手は少しでも安く買いたいため価格交渉を行いますが、少しでも汚い場所があれば、そこを理由にして値引き交渉を進めていきます。
特にお風呂やキッチンは格好のターゲットとなるため、そこを中心に行いましょう。
2つ目は、早めに売却を終わらせるためです。
内覧時に印象が悪い場合、物件はなかなか売れません。
物件が売れないということは、維持費を払い続けることになります。
維持費がクリーニング代よりも高くなる可能性があるため、早めに売って維持費を節約した方が良いでしょう。
3つ目は、売れ残りを避けるためです。
買い手がなかなか現れないと「売れ残り物件」として認識されます。
そうなった場合、「急がなくても良いと思われる」「数百万単位の交渉を持ち込まれる」「欠点があると思われる」など、売主にとってメリットはありません。
最初に数万円でハウスクリーニングを行いましょう。
続いては、ハウスクリーニングを実施するときの注意点を紹介します。
まずは、費用についてです。
ホームページ上から業者を探すと思いますが、その費用は最低料金です。
そのため、実際の料金はホームページ上の値段よりも高い場合が多いため、注意しましょう。
次は、依頼するコースについてです。
多くの業者は清掃場所によってコースを設定しています。
そして、そのコース以外の場所を清掃してもらうときにはオプション料金がかかります。
コースで予約した方が費用を安く抑えられるため、入念にコースを確認してから予約しましょう。
最後は、安さだけで選ばないことです。
安さを売りにしている業者の中には賠償責任保険に加入していない業者も存在します。
その保険に加入していない場合は、クリーニング中に物を破損されても自己負担になります。
信頼のおける業者を選ぶようにしましょう。
今回は、ハウスクリーニングについて紹介しました。
不動産売却でハウスクリーニングをする場合、費用や業者選びについて注意する必要があります。
スムーズに売却するためにも、ハウスクリーニングを早めに行い、売却活動を進めましょう。