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広島市の方必見!空き家相続で気になる相続税の計算方法

空き家の数は増加傾向にあり、空き家を相続予定の方も多いのではないでしょうか。
相続で気にかけなければいけないのが相続税。

 

そこで今回は、空き家相続の際に知っておくべき相続税の計算方法と空き家の活用方法について紹介します。

 

□空き家相続で気になる相続税の計算方法

 

空き家の相続税計算にはいくつかの重要なポイントがあります。
建物と土地では評価方法が異なり、これが税額を左右する重要な要素です。
基本的な流れとしては以下の通りです。

 

*建物の評価

 

建物部分の相続税評価額は「固定資産税評価額×1.0」とされており、これにより建物の評価額が算出されます。
一般的な住宅の場合、評価額は市場価格よりも低く設定されることが多いですが、評価後の金額が相続税の計算基礎となります。

 

*土地の評価

 

土地の評価には「路線価方式」と「倍率方式」があります。
路線価方式では、道路に面する土地の平方メートル当たりの評価額(路線価)に基づき計算され、倍率方式では固定資産税評価額に倍率を掛け合わせる方法です。

 

路線価や倍率については、国税庁のHPで確認できます。

 

*基礎控除の適用

 

相続税計算においては基礎控除が非常に重要です。
現行の基礎控除は「3,000万円+(600万円×法定相続人数)」であり、この控除によって大幅に税額が減少します。
例えば、相続財産が1億円で相続人が1人の場合、課税対象額は6,400万円となります。

 

□空き家を賢く活用する方法

 

空き家が資産として残された場合、それをどのように活用するかが重要なポイントとなります。
最適な活用法は、その家が持つ特性や立地、法的な制約など多岐にわたる要因によって左右されます。
具体的な活用方法としては以下の通りです。

 

1:売却

 

空き家に十分な資産価値がある場合、売却を考えるのが一般的です。

 

売却により一時的に大きな資金が手に入り、その後の維持管理費用や税金の負担を軽減できます。
売却特例として、空き家控除が適用される場合もあり、最大3,000万円まで所得から控除できるのです。

 

2:解体して更地にする

 

解体して更地にする選択肢もあります。
これにより、土地のみを売却しやすくなるほか、新たな用途に活用する道もあるのです。

 

ただし、解体にはコストがかかるため、それを念頭に置いて計画的に進める必要があります。

 

□まとめ

 

今回ご紹介した空き家の相続税計算方法や空き家の活用方法は、とても重要なポイントです。
特に基礎控除や売却時の特例をうまく活用することで、相続税負担を軽減し、資産を有効に活用できます。

 

広島市周辺で空き家を所有している方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

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