不動産売却を検討しているけど、手続きや流れが複雑で不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、不動産仲介を用いた売却の6つの手順を解説し、成功するための注意点やコツを具体的に示します。
不動産売却は、不動産会社に依頼し、媒介契約を結び、販売活動を行い、買主と売買契約を締結し、引き渡しと決済を行い、最後に確定申告を行うという6つのステップで進んでいきます。
1:不動産会社に売却の相談をする
まず、売却を検討している不動産について、複数の不動産会社に相談しましょう。
相談の際は、物件の状況や希望売却価格などを伝え、査定依頼を行います。
2:媒介契約を結ぶ
不動産会社を選んだら、売主と不動産会社との間で媒介契約を結びます。
媒介契約には、「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があり、それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った契約を選びましょう。
3:販売活動を開始する
媒介契約を結ぶと、不動産会社が売却活動を開始します。
主な活動としては、物件情報の登録、広告掲載、買主への案内などが挙げられます。
4: 買主と売買契約を締結する
買主が見つかると、売主と買主の間で売買契約が締結されます。
契約内容には、売買価格、引渡し時期、決済方法などが記載されます。
5: 物件の引渡しと決済を行う
売買契約が締結されると、売主は物件の引渡しを行い、買主は代金を支払います。
決済は、不動産会社、金融機関、司法書士などの専門家立会いのもとで行われるのが一般的です。
6:確定申告を行う
不動産売却によって利益を得た場合は、確定申告を行い、税金を納める必要があります。
確定申告は、売却した年の翌年の2月16日から3月15日までに、税務署で行います。
不動産売却を成功させるためには、様々な点に注意が必要です。
ここでは、売却活動を進める上で特に重要な注意点とコツを解説します。
1:不動産会社の選び方
不動産会社は、売却活動の成功を大きく左右する重要な存在です。
信頼できる会社を選ぶために、以下の点をチェックしましょう。
・実績や評判
・担当者の経験や知識
・対応の丁寧さ
・手数料
2:査定と価格交渉
査定は、売却価格を決める上で非常に重要です。
複数の不動産会社から査定を受け、相場価格を把握しましょう。
価格交渉は、市場状況や物件の条件などを考慮して、冷静に進めることが大切です。
3:物件の告知内容
物件情報を適切に伝えることは、買主の興味関心を引き付け、売却を成功させるために不可欠です。
物件のメリットだけでなく、デメリットについても正直に開示し、信頼関係を築きましょう。
4:売却活動の進捗確認
不動産会社は、定期的に売却活動の進捗状況を報告する義務があります。
報告内容をしっかり確認し、疑問点はすぐに解消するようにしましょう。
また、必要に応じて、積極的に不動産会社に問い合わせることも重要です。
不動産売却は、複雑な手続きと様々な注意点があるため、事前にしっかりと準備しておくことが重要です。
この記事で紹介した6つの手順と注意点を参考に、スムーズで成功する売却活動を目指しましょう。
不動産会社との連携を密にし、信頼関係を築くことで、安心して売却を進められます。
どの売却方法が最適なのか、お客様に合っているのか、売主様のお考えや状況などによって異なります。
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