空き家問題はなぜ起きてるの？空き家の処分方法についても紹介します！|広島市の不動産売却・無料査定なら株式会社いちろへ

社会の少子高齢化が進んでいる日本では、これとは別に空き家問題も深刻化していることをご存知でしょうか。
空き家問題がここまで深刻化しているのには、もちろん原因があります。
そこで今回はなぜ空き家問題が起きているのか、また空き家の処分方法についても紹介します。

□空き家問題はなぜ起きているのか

近年、少子高齢化問題や地方の人口減少などが原因で、空き家が増えていることが問題視されています。
管理のされていない空き家は、倒壊や放火のリスクだけでなく、景観も悪くなり、衛生上の悪影響ももたらします。
上記であげている社会問題以外で空き家が増え続けていると考えられている原因はさまざまですが、最も大きい要因として新築と中古市場のバランスが取れていないことが考えられます。

日本では住宅を購入する際に、中古住宅より新築住宅が購入される確率が圧倒的に高いことから新築住宅の需要が非常に高いです。
中古住宅がほとんど市場に出ていないこともありますが、「住宅を購入するのであれば新築の方が良い」という日本人の考え方も理由の一つだと考えられます。
これは、戦後復興する際に政府が新築住宅の購入を後押しするような政策を進めていたことが原因でもあります。
現在も、新築住宅を購入した際に「住宅ローン控除」や「住まい給付金」などの優遇策が取られているのも新築住宅を好んで購入する人が多い理由の一つでしょう。

□空き家を処分する2つの方法

空き家を処分する方法は、住宅を撤去し更地にしてから売却する方法と住宅を残したまま売却をする方法の2つです。
前者の方法は、住宅が酷く劣化している場合におすすめな方法です。
住宅が酷く劣化していると、買いたがる人が少なく、買い手が見つかりにくいため、撤去するために費用はかかってしまいますが、更地にしてしまった方が早く売却できる可能性が高いです。
しかし、更地にしてから売却をすると固定資産税が高くなってしまうのがデメリットです。

後者の方法のメリットは、住宅を残したままの売却なので撤去するための費用がかからないことです。
デメリットは、売却した後に発覚した瑕疵（建物内部の欠陥）に対して修繕費を支払わなくてはならないことです。
そのため、住宅自体の築年数が浅い場合や立地条件などが良い場合におすすめの方法です。

□まとめ

今回は、空き家問題がなぜ起きているのか、また空き家の処分の仕方について紹介しました。
空き家問題を解決するためにも空き家の処分は非常に大事です。
広島市周辺で空き家の処分を考えている方、興味がある方はぜひ一度当社にご相談ください。